創業計画書の書き方(事業の全体像)

今回のコラムは、創業計画書の記載例をご紹介したいと思います。

経営していると事業計画書の作成が必要となるシーンが多々あります。 企業経営を賢く続けるために必要となる事業計画書についてお話します。

・これから起業を考えている方

・経営の基礎知識を身に付けたい方

・経営を客観的な数値で把握したい方

当てはまるそこの貴方、是非お立ち寄りください!



企業経営の基礎を学ぶことで、 経営状況を客観的に見ることができたり、 改善策を検討するヒントを見つけることができるようになります。

センスや勘(カン)で業績を上げられる経営者でなくても、 経営の基礎知識を学んだり、数字に強くなることで賢く経営を続けることが可能になります。

経営お役立ちコラムでは、経営を賢く続けるためのコツについて、 コツコツ経営と題して、記事を投稿しています。

ご興味のある方は「コツコツ経営とは?」のコラムもご覧ください。



今回は、創業計画書の記載例をご紹介します。

創業者やベンチャー企業が金融機関に対して融資申込時に提出する創業計画のテンプレートを利用しています。このテンプレートは実際に自治体で採用されている様式です。

創業する地域によって創業計画書のフォーマットや記載方法は大きく異なりますので、あくまでも参考として創業計画書のイメージを掴んでいただくことを目的にご紹介します。

なお、今回ご紹介する創業計画書のテンプレートは記載するボリュームが多く、数値計画も細かいものを採用していますので、他の自治体でも対応できる内容となっていると思います。



創業計画書の書き方(事業の全体像)

テンプレート

このテンプレートでは、4ページ目に事業の全体像を記載するようになっています。

事業概要(テンプレートの1ページ目)を作成してから事業の全体像(4ページ)を作成すると整理しやすいと思います。

事業概要は文章で事業について紹介しますが、事業の全体像では図表を用いて表現することをお勧めします。また、事業概要の文章と図表で内容に齟齬がないように作成すると良いです。



事業の全体像(事業のアピール等)

記入欄

このテンプレートでは、事業の全体像の記入欄は以下のようになっています。



ポイント

事業の全体像は、以下ような内容を記入します。

・自社を中心とした取引先や顧客との関係

・具体的なやり取りの内容

・商品やサービス、キャッシュの流れ

悪い例:文章のみでイメージが湧きにくい。

悪い例:商品サービスやキャッシュの流れが分からない。



記載例



このテンプレートでは、記入スペースが限られているため最低限の内容をシンプルに記載しています。図表で記載すると見やすくなります。

良い点:どのようなビジネスフローか分かる。

良い点:どのような取引先やターゲットなのかイメージしやすい。



今回はここまで。



今後の事業計画書に関連するコラムもお楽しみに!



おわりに

この度は、コラムをご覧いただきありがとうございました。 少し難しい用語も使ってしまいましたが、なるべく分かりやすい言葉で経営に役立つ情報発信していこうと思っています。 今後の発信もお楽しみに!