経営戦略(自身の棚卸)

今回のコラムは、経営戦略に関係してくる内容をご紹介したいと思います。
経営において戦略を立てることは最も重要なテーマの一つと言えると思います。このコラムは以下のような方に参考となる内容です。
・これから起業を考えている方
・経営の基礎知識を身に付けたい方
・経営戦略を再検討したい方
当てはまるそこの貴方、是非お立ち寄りください!
企業経営の基礎を学ぶことで、 経営状況を客観的に見ることができたり、 改善策を検討するヒントを見つけることができるようになります。
センスや勘(カン)で業績を上げられる経営者でなくても、 経営の基礎知識を学んだり、数字に強くなることで賢く経営を続けることが可能になります。
経営お役立ちコラムでは、経営を賢く続けるためのコツについて、 コツコツ経営と題して、記事を投稿しています。
ご興味のある方は「コツコツ経営とは?」のコラムもご覧ください。
今回は、経営戦略に関連する内容として「自身の棚卸」についてご紹介します。
「自身の棚卸」とは?
過去のコラム「経営戦略と経営戦術」の中で、現状把握のお話をしました。その中では、経営者及び企業はビジネスの現状を把握する方法として、自身の棚卸や第三者による調査(デューデリジェンス)などにより客観的に現状を把握することがあることをご紹介しました。
また、起業者や小規模事業者であれば「自身の棚卸」をすることで、自身(自社ビジネス)にどのような強みがあるのかを把握したり、目的達成のための課題を整理することにも役立つお話をしました。
ビジネスにおいて一般的に使われるワードの「棚卸(たなおろし)」は、会社が持っている商品や原材料などの在庫数をカウントする作業を指します。商品Aが100個、商品Bが500個など在庫数を数えて在庫の詳細を洗い出します。この洗い出す作業を意味する「棚卸」を、起業者や企業が自ら、自分たちの持っている強みいわゆる経営資源を整理することを「自身の棚卸」と言ったりします。
「経営資源」とは?
経営資源とは、ヒト、モノ、カネ、情報など経営に役立つ資源のことです。以下は、経営資源の一部ですが、さまざまな資源が存在します。
ヒト:経営者や従業員の能力(知識、正確さ、速さ、コミュ力、技能等)、人脈、資格、組織力など
モノ:不動産、設備、機械装置、拠点(営業所、工場)、ソフトウェアなど
カネ:現金や預金(元手資金)、資金調達力など
情報:独自コンテンツ、生データ(一次データ)、ノウハウなど
その他:ブランド、知的財産権、実績など
「自身の棚卸」のやり方
経営資源の項目選定
まずは、参入しようと思っている市場において、顧客が購買決定するときに比較検討しそうな項目を、先ほどの経営資源の中からピックアップします。
・ネットビジネスだから不動産は関係ない、でも魅力的な独自コンテンツは必要そう
・飲食店だから従業員の正確さや速さは求めらそう
などのようにピックアップします。それ以外にも顧客目線で当社(当店)を選ぶ理由などを推測して項目に加えて、自身の棚卸リストを作成します。第三者の意見(顧客目線で)をもらえればそれら項目も追加します。
強みや課題の発見
自身の棚卸リストが完成したら、それぞれの項目に自分ができることはどのようなことなのかを記入していきます。
独自コンテンツ:経営を成功させるノウハウがある
拠点:駅直結の好立地に店舗を構えている
などのようにリストに記入していきます。
次に、参入しようとしている市場や顧客目線で比較されそうな商品サービスを調べて、他社がどのような強みをアピールしてビジネスを展開しているかを把握します。
その後、「自身にできて他人にできないもの」「他人にできて自身にできないもの」「誰にでもできること」など整理していきます。
それぞれは、以下のように捉えることができます。
「自身にできて他人にできないもの」= 強みになりえる資源
「誰にでもできること」= (その市場、その事業においては)強みにはならない資源
「他人にできて自身にできないもの」= 課題になりえる資源、協業できるかもしれない資源
強みになりえる資源は、「顧客が求めているのならば強みになる資源」とも言い換えられます。
強みにならない資源は、・・・そのままの意味ですね。
課題になりえる資源は、「顧客が必須としているのならは身につける資源」とも言えます。
協業できるかもしれない資源は、「事業者間でシナジー効果を期待できる資源」とは言えます。
漠然と起業したいと思っている段階でも「自身の棚卸」をすることで、自社の商品やサービスの魅力(強み)や、やるべき課題が発見できることがありますので、経営判断に迷ったらトライしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。今後の経営戦略に関連するコラムもお楽しみに!
おわりに
この度は、コラムをご覧いただきありがとうございました。 少し難しい用語も使ってしまいましたが、なるべく分かりやすい言葉で経営に役立つ情報発信していこうと思っています。 今後の発信もお楽しみに!



