経営戦略(事業ドメイン)

今回のコラムは、経営戦略に関係してくる内容をご紹介したいと思います。

経営において戦略を立てることは最も重要なテーマの一つと言えると思います。このコラムは以下のような方に参考となる内容です。

・これから起業を考えている方

・経営の基礎知識を身に付けたい方

・経営戦略を再検討したい方

当てはまるそこの貴方、是非お立ち寄りください!



企業経営の基礎を学ぶことで、 経営状況を客観的に見ることができたり、 改善策を検討するヒントを見つけることができるようになります。

センスや勘(カン)で業績を上げられる経営者でなくても、 経営の基礎知識を学んだり、数字に強くなることで賢く経営を続けることが可能になります。

経営お役立ちコラムでは、経営を賢く続けるためのコツについて、 コツコツ経営と題して、記事を投稿しています。

ご興味のある方は「コツコツ経営とは?」のコラムもご覧ください。



今回は、経営戦略に関連する内容として「事業ドメイン」についてご紹介します。



事業ドメインとは?

事業ドメインは、事業領域とも言います。分かりやすく説明すると、事業の内容を「誰に」「何を」「どのように」という形で表現することになります。



事業ドメインの必要性

事業ドメインは、経営理念などのように経営者の思いや提供したい価値について表現するものではなく、実際に行う事業の内容について「分かりやすく定義」しておくことになります。

事業ドメインとして、事業内容を「誰に」「何を」「どのように」という形で整理しておくことで、具体的なマーケティング施策を検討しやすくなったり、事業内容を簡潔に分かりやすく説明できるなどのメリットがあります。



例えば、自身の強みやコアコンピタンスから以下のような「誰に」と「何を」を定義してみたとしましょう。

誰に「20代女性で販売員など立ち仕事をする人」

何を「短時間で疲労回復する女性限定のフットサロン」



単に「20代女性」「サロン」と定義するよりも事業内容の解像度が高いことが分かります。このように事業ドメインを定義しておくと、適した広告媒体をイメージできたり、どのようなサイトデザインとキャッチコピーにするかなど、様々なマーケティング施策を想起することが可能となります。



その他にもサービス業の場合は、サービスが目に見えないため顧客にサービス内容を伝えることが難しい側面があります。そのような時も事業ドメインを定義しておくことで瞬時にサービスの内容を伝えることが可能となります。

特に、競争が激しく差別化が必要な市場に参入する時や、目に見えないサービスを販売する場合には、この事業ドメインを「分かりやすく定義」しておくと様々なシーンで役立ちます。



事業ドメインの検討

事業ドメインを定義する上で、

マーケットインによるアプローチでは「誰に」→「何を」の順番で、

プロダクトアウトによるアプローチでは「何を」→「誰に」の順番で検討すると良いと思います。

多くの場合、「誰に」と「何を」が決まってから「どのように」を検討して事業ドメインを定義します。



以下で「マーケットイン」と「プロダクトアウト」について簡単に紹介しています。



「誰に」について

販売する商品サービスを購入する人は、どのような人なのかについて定義します。

ここでは、簡単に説明しますが「年齢、性別、趣味、嗜好、家族構成」など様々な切り口で、購入する人をイメージします。

また、その中でも実際に商品サービスを利用している人物像までを作り上げることを「ペルソナ」設定と言います。ペルソナは商品サービスを利用している人の理想像して設定します。



ビジネスにおいて、以下のように言い換えられることもあります。

購入すると思う人物像=ターゲット

購入してほしい人物像=メインターゲット

利用している人の理想像=ペルソナ



「誰に」については上記のようにペルソナやターゲットをイメージしながら検討してみてはいかがでしょうか。



「何を」について

実際に提供する商品やサービスについては、具体的かつ分かりやすく定義します。

どのような特徴があるのかによって表現は異なりますが、「品質(機能や耐久性など)、価格(高級か平均的か安価か)、サービスの具体的な内容、または何を解決してくれるのか等を定義することになります。

数値で比較できる指標や、商品サービスを分かりやすく伝えるためのキャッチコピーなどを考えておくと良いと思います。

また、顧客が購入する際に気にする点を意識しながら、顧客メリットや提供できる価値に着目して検討してみてはいかがでしょうか。



「どのように」について

多くの場合は、「誰に」と「何を」を決めてから「どのように」を検討する流れがイメージしやすいと思います。ただし、「どのように商品サービスを提供するか」の部分がビジネスモデルとして重要なポイントとなるケースがあり、その場合は「どのように」から検討しても良いと思います。

例)

・翌日までに配達

・現役プロがマンツーマンレッスン

・業界初のサブスク

などなど



実は、この「どのように」は非常に奥が深くビジネスモデルを構築する上でとても大切になります。今回のコラムでは詳細を割愛しますが、市場調査、ブランディングや商品企画、広告や広報、営業など幅広いマーケティングやプロモーションに関する知識が求められる部分になります。

まずは、商品サービスがどのように顧客へ提供されるのかを検討されてみてはいかがでしょうか。

今回はここまで。今後の経営戦略に関連するコラムもお楽しみに!



おわりに

この度は、コラムをご覧いただきありがとうございました。 少し難しい用語も使ってしまいましたが、なるべく分かりやすい言葉で経営に役立つ情報発信していこうと思っています。 今後の発信もお楽しみに!